力んでしまってはいい音が出ない!
夏の時期にはあまり感じることはないですが、寒くなってくると妙に肩に力が入ってしまったり、手足が冷えて固まり指の開き具合が悪く、指や手首が疲れやすくなったりしてしまいます。
そんな状態でギターを弾いても音をきれいに鳴らせなかったり、最悪の場合はケガをしたり、腱鞘炎などを引き起こしてしまいます。
それを防ぐ為にもしっかりとストレッチをしたり、ウォーミングアップを入念にして手全体を温めてから本格的な練習をすることが重要になってきます。
手をリラックスさせて、余計な力を入れなくても指先だけではなく、身体でギターを弾いていることを実感できるようにギターと身体との見えないバリアを取り除く作業が、ウォーミングアップだったり、単調なスケール練習の位置づけだったりします。
はっきり言ってガチガチに力が入った状態や心でギターを弾くことは、「百害あって一利なし」だと言えます。
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脱力ポイント!
普段のスケール練習やコードアルペジオなどの基礎練習は、テクニックを磨くだけではなくて、自分自身がどれだけ脱力して自然な状態でできているのかをチェックすることもできます。
とくにライブ前などの人前で演奏をする時なんかは、多少いつもよりかは「緊張度」が増してることが多いので、身体的・心理的(メンタル)な不安状態を和らげる意味合いもあります。
スポーツの世界では、「いつも練習でできてることを本番で体現することは難しい」と言われますが、それは音楽の世界でも共通しています。
昔、通っていたギター教室の先生から言われたことですが、「ライブで、7割の実力が出せれば上出来である」と言われましたが、その言葉は今でも胸に刺さっていますし、実体験としても納得できます。
裏を返せば、練習中にできなかったことは本番でも絶対にできません!
甘い幻想は捨てた方が賢明です。
手元を見なくても弾けるように弾き込むこと!
本番でミストーンを減らしたり、派手な失敗をしない為には、とにかく手に馴染むまで練習するしかありません。
ライブでは照明が暗かったり、機材トラブルが絶対に起きないという保証もないので、それを考慮した上で練習することです。(イメージトレーニングも大切)
そして、普段から立って演奏することも習慣にした方がいいです。
座って弾く時の感覚と立って弾く時の感覚のズレをできるだけ小さくする為にもとても大切なことだと思います。
ようは、いつも自分が簡単に弾けるようなフレーズや曲のクオリティーを淡々とレベル上げをするイメージです。
それは決まったフレーズなどを弾かないアドリブプレイをする際にも共通します。
コツコツと引き出しを増やし、音のイメージ力を上げる練習をして、瞬間的に降ってきたものを実際にできるようにするための基礎力が、スケール練習だったり、アルペジオの練習をする必要性に繋がります。
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