現代の世界3大ギタリストの1人として称賛されていたレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下:レッチリ)のギタリストだったジョン・フルシアンテ。
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彼が、2009年にソロ活動に専念したいとのことでバンドを脱退し、その後釜ギタリストとして2010年にレッチリに加入したのがジョシュ・クリングホッファー(以下ジョシュ)です。
今回は、あまりにも偉大なギタリストの後任としてレッチリのメンバーとして迎えられたジョシュ・クリングホッファーのギタープレイと使用機材を紹介します。
音声動画はこちら。
ジョシュ・クリングホッファーのギタープレイ!
正直なところ30年以上のキャリアを誇るモンスターバンドであるレッチリに加入したので、ある意味「レッチリのギタリスト像=ジョン・フルシアンテ!」というブランドが出来上がっているので、そのギタープレイに寄せてきている印象があります。
ジョシュ本人も2007年の途中のツアーからレッチリのバックミュージシャンとして採用されて、一緒にツアーに回っていたので、ギターサウンドやライブに向かう際のアティチュードなんかは自然と学んできています。
ただギター以外にも色んな楽器が弾けるマルチプレイヤーなので、作曲面では今までのレッチリにはなかったテイストの曲なんかを生み出せており、それが良い感じのバンドマジックになっています。
そして、ジョン・フルシアンテと同様に良い声の持ち主なので、バックコーラスとしても十分器用にこなせています。
使用機材!
ジョシュの機材は、ジョン・フルシアンテと同様にはっきり言って要塞です(笑)。
こちらに詳しく掲載されています。
⇒http://ongakubusou.blog.fc2.com/blog-entry-184.html
基本的にはジョン・フルシアンテのヴィンテージ志向を受け継いでいます。(フェンダーやマーシャルアンプ等)
ジョシュのギターテックの人が使用機材を紹介してる動画も載せておきます。(2012年のツアー時)
ペダル操作が複雑だし、これをきれいにセッティングするのも大変そうです。
最新版はこちら。(2017年)
最後にジョシュが加入した後のレッチリの曲の中で個人的に大好きな曲を紹介します。
Look Around:
もうこの疾走感あるグルーヴ感が最高です!
かっこいいカッティングプレイとアドリブ交じりなギターソロといい、テンションの上がる楽曲です。
Dark Necessities:
何かイントロの「来るぞ来るぞ」感が、往年の名曲を彷彿させながらもピアノが効果的に入っていてかっこいい楽曲です。
ギターのシングルノートのアイデアもおもしろいです。
レッチリらしさを受け継ぎながらもこれからは彼の色も徐々に混ぜていって躍進してほしいと思います。
レッチリを脱退!
2019年12月の下旬に、ジョン・フルシアンテがレッチリに再度戻るというビッグニュースが世界を駆け巡りました。(10年ぶり)
しかし、反対にジョシュ・クリングホッファーは、バンドを脱退しました。
彼曰く、メンバーとの仲違いはなく円満退社とのことで、ジョンがいなかった間の役割は十分に果たしたと思ったとのことでした。
これからは、ソロのシンガーとして活動していくそうです。
歌も上手いし、元々多作な人だったのでこれからは自分の好きな道を思う存分進んでほしいと思います。
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10年ぶりに黄金期メンバーである世界最強の4人がまた集まりました。
円熟味を増したこれからのレッチリの活躍に目が離せません。