1,980年代にギターインストゥルメンタルの表現法のみでアルバムを制作して、世界的に有名になったジョー・サトリアーニ。
ミュージシャンとして売れる前は、ギター講師としても活動しており、教え子にスティーブ・ヴァイやカーク・ハメット(メタリカ)らもおり、ギターと音楽の可能性を教えたり追求することに長けていました。
今回は、ジョー・サトリアーニの役に立つアドバイスとギタープレイの特徴と使用機材に関して紹介したいと思います。
音声動画はこちら。
ジョー・サトリアーニからミュージシャンを志す人へ向けたアドバイス!
音楽の勉強だけでなく、音楽ビジネスの勉強もすること。
ビジネス面だけでは観客を惹きつける輝きが生まれないし、輝きだけのアーティストでは他人に利用されてしまう。
ミュージシャンを目指している人に向けたアドバイスで本当はもう少し長い文章でしたが、かなり的を得ていると思います。
著作権のことや、プロモーターとの交渉などで出来る限りは、「自分でコントロールすること」と言っています。
やはり「無知」であると色々と痛い目にあうようですね。
ミュージシャンやアーティストらが契約面で金銭トラブルを起こすことは本当に多くあることなので、自分の身を守り、音楽に集中できる環境を確保する為にも多少の音楽ビジネスに関する知識も必要であるようです。
ハングリー精神を持って、自分のプレイに満足しないことが、クリエイティブな効果があると思うよ。
これもギターキッズに向けたメッセージです。
「俺は上手いな!」って思うよりも、少しでもレベルの高い人達のプレイを多く見たり、一緒にセッションしたりして自分を磨く努力を常にすることがやはり大切ですね。
自信を持ってギターを弾くことは大事ですが、井の中の蛙にならないように、積極的に外に出て自分のギタープレイを客観的に見ることも大切です。
ギタープレイの特徴!
ジョー・サトリアーニのギタープレイは、非常に高度なテクニックで難解な曲も多いですが、その中でもキラリと光るキャッチーなメロディーラインが印象的です。
メインでやっている音楽活動が、ヴォーカル(歌)なしのギターインストの世界で表現しているので、ギターで歌うようなプレイを心がけているのがすごく伝わります。
レガート奏法での流れるような速弾きやライトハンド奏法、音程を変幻自在に操るアーミングを使ったテクニックなどが得意であり、ギターで出来る表現法をとことんと追求しています。
豊富な音楽理論の知識があり、ロック以外にもブルースやジャズなどもでき、アドリブが多い即興音楽などを作る技術も高いです。
使用機材!
ジョー・サトリアーニ自身が自分の使用機材を説明している動画を添付します。
ギターは、昔からずっとアイバニーズからプロトタイプを作ってもらっていますね。
Ibanez / JS2480-MCR (Muscle Car Red) Joe Satriani Signature アイバニーズ【お取り寄せ商品】 価格:283,500円 |
アンプは、マーシャルから自身のモデルを作ってもらっています。
Marshall ( マーシャル ) JVM410HJS 【ジョー・サトリアーニ シグネチャア】 価格:224,640円 |
エフェクターもほとんどが自身の好みで作ってもらったプロトタイプが多いです。
VOXから作ってもらったディレイ。(2台を並列しています)
Vox ボックス Joe Satriani Time Machine Delay ディレイ ギター エフェクター ペダル 価格:43,956円 |
BOSSのスーパーコーラス。
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ロジャー・メイヤーのヴィンテージコーラス/トレモロ。
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近代ギタリストの王道であるデジテックワーミーペダル。
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VOXのワウペダル。(ジョー・サトリアーニのギタープレイでは必須アイテム!)
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他にもディストーションとオーバードライブも使っていますが、歪みはアンプのゲインで作った方が得策だと思います。(ジョー・サトリアーニはかなりの爆音サウンドにしていますが、ノイズのコントロールが難しいからです)
最後に1曲だけオススメ曲を紹介します。
Summer Song:
ジョー・サトリアーニの名前が一気に知れ渡った往年の名曲です。(大好きな曲)
とにかく明るくキャッチーなテーマのリードフレーズが最高です。
キャッチーであり、テクニカルであり、疾走感もありこの曲を聴くと本当に元気になれます。
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