「パープル・レイン」などのヒット曲で知られるプリンスが、2,016年4月21日に自宅で倒れてそのまま亡くなりました。
マイケル・ジャクソンやマドンナと同い年であり、お互いに独自の音楽路線とパフォーマンスで1つの時代を築き上げてきましたが、残念なことに1つの牙城が崩れてしまいました。
死因に関しては、まだ明確にわかっておらず、薬の多量摂取なのか、過労死なのか、病気なのか原因は未だ不明のままです。
ただアーティストとしての才能は類まれなものがあり、歌唱力もあり、ギターも上手く、作曲能力も高く、セルフプロデュースもしてしまうというマルチミュージシャンっぷりは羨ましいの一言です。(実は隠れプリンスファンでした)
プリンスのギタースタイルから多大な影響を受けたSUGIZO!
(以下:新聞記事を引用)
ある落語家の話である。
前座時代、寄席の高座に上がると、男性客がイヤホンで何かを聞いているのが見えた。
せっかく自分が演じているのに何を聞いているのか、気になって仕方がない。
客が聞いていたのはその日の最後に出演する予定だった当時の大看板のテープだったという。
嫌みなまねをする客もいたもので、前座の芸なんぞを耳にするぐらいならばテープの方がましということか。
グラミー賞に7度輝いた天才ロックミュージシャンにも「前座」での残酷な経験がある。
57歳の若さで亡くなったプリンスである。
1,981年10月、ローリング・ストーンズのロサンゼルス公演で前座に起用されたが、ストーンズのファンは手荒かった。
見慣れぬ若者のあまりに革新的な音がストレートなロックを期待したファンには奇妙に聞こえたか。
「引っ込め」というブーイングの嵐が起きた。
物を投げ込む輩もいて、15分で退場するしかなかったという。
前座、見習い、新入社員。
4月も終わりに近いが社会人デビューした若者たちよ。
この1ヶ月間はいかがだっただろう。
悔しい思いもしたか。
同情はするが、誰もが通る道である。
しばらくは辛抱である。
そうそう15分で引っ込んだあの黒人青年の話である。
2回目の公演でもひどい罵声に演奏を途中で切り上げた。
それでも恐怖のステージに立つには立ったのである。
あの偉大なプリンスにもそんな罵声を浴びせられた「前座」時代があったんですね。
プリンスの代表曲!
プリンスの代表曲であるパープル・レイン(Purple Rain)。
やっぱり紫のギターが似合うし、歌が抜群に上手いですね。
そしてエモーショナルな泣きのギターソロと完璧な楽曲です。
個人的には、バラードよりは、ノリノリなファンク系の曲の方が好きでしたが、衣装・ステージ・照明・演出などを完璧に構想して、多くのファンを魅了したプリンスがもうこの世にいないのはとても悲しいです。
ご冥福をお祈りいたします。
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ギタリストや作曲家やパフォーマーとしても個性が際立っていたプリンス。
これを機会にまだ彼の音楽に触れたことがない方は聴いてみてほしいと思います。