レガート奏法とは、音をフルピッキングして出すのではなく、左手のフィンガリング(指の力)のみで音をつなげるように出すテクニックです。(左利きの際は反対)
レガート奏法の達人と言えばリッチー・コッツェン。(図)
レガート奏法の利点は!?
1)テンポが速い曲や、速弾きをする時などで、全てをフルピッキングで弾くのが難しい時に対処できる。
2)メロディーを弾く時に丸いギタートーン(メロウサウンド)を出すことが出来て、音の表情が豊かになる。
3)単音フレーズ以外にも、コードバッキング時(伴奏)にもオブリガートとしてもフレーズを使うことができる。
レガート奏法の種類は!?
レガート奏法の種類は、ハンマリング、プリング、トリル、スライドなどです。
<レガート奏法の注意点!>
・音が途切れないようにしっかりとフィンガリングで音を出すこと。
・音の音量にばらつきが出ないように、左手のフィンガリング力をとにかく鍛えること。
とにかくレガートフレーズは、1にも2にもフィンガリング(指の力)が重要になってきます。
しかもできるかぎりムダな動きがないように、最小限の動きでも音が出るようにすることがミストーンを防ぐ為にも大切になってきます。
地道な練習の積み重ね!
その為には、日頃からクロマティックスケール(半音階)などを使って基礎的な運指練習を地道にやることが大事です。
「地道な練習こそが1番効果的である!」とよく言われますが、まさにその通りです。
そして、その時の練習時にはしっかりとメトロノームを活用して練習した方が何倍も効果がありますし、リズム感も鍛えられます。
自分がイメージしたギタートーンに沿うような形でフルピッキングとレガート奏法を使い分けれるといいと思います。