以前、記事に書いた「世界3大ギタリスト」に引き続き今回は、現代の世界3大ギタリストと呼ばれる人達に関して紹介したいと思います。
現代の世界3大ギタリストとは、ジョン・メイヤー、デレク・トラックス、ジョン・フルシアンテの3名です。
音声動画はこちら。
ジョン・メイヤー!
この3人の中では、1番女性からの人気が高く、彼自身も今までに有名女優や大物アーティスト達と何度もゴシップネタで世間を騒がせているイケメンミュージシャンです。
「ルックス良し、歌上手い、ギターも上手い!」と言う3拍子が揃ってる本当に羨ましいミュージシャンです。
基本的には、シンガーソングライターなので、メロディー重視の甘い歌声でギターを弾きながら歌いますが、彼は生粋のブルースマンでもあります。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンやエリック・クラプトンなどの影響を受けてるので、ブルースは上手いし、アコースティックギター1本だけでもファンを魅了させるテクニックと歌声の持ち主です。
デレク・トラックス!
デレク自身もバンドを組んで活動していますが、恐らくエリック・クラプトンのサポートメンバーとしての活躍の方が印象が強く有名かと思います。(一般論)
クラプトンも認める程のスーパーブルースマンであり、とくにスライドギターでのテクニックと表現力は世界ナンバー1だと思います!
とにかく、ミュージシャンとしての耳と感性が良く、色んなタイプの曲にすぐ順応して寡黙にギターを弾くので、完全に職人気質なタイプのギタリストで、この3人の中では、1番若い時にデビューしました。(確か15歳くらい…)
ジョン・フルシアンテ!
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下:レッチリ)のギタリストで今はソロ活動をしてる人です。(個人的に大ファンです!)
レッチリの前任ギタリストが、薬物中毒で亡くなった後に18歳の頃から在籍してたので、この3人の中では1番キャリアは長いです。
彼のプレイの特徴は、バンドカラーの関係もありますが、カッティングやアルペジオをロックテイストで弾き、ギターソロに関しては、エモーショナルにその時の感情で弾くアドリブが多いタイプです。
基本的には、芸術天才肌タイプの人なので、調子や気持ちが乗ってる時のステージは神がかり的にスゴイし、超かっこいいです!
ただ波も激しく、繊細でナイーブな性格上、調子が悪い時は下手に聴こえるし、バンドもよく脱退します。(過去2回脱退)
あくまでも個人的な意見では、この3人の中では、1番音楽の才能があり、人生観や感情を思いっきりステージ上で出し切る人なので、若くして亡くなったジミヘンの面影と被ることがあります。
どちらもカリスマ性と圧倒的な個性があります。
今と昔のギタリストの違い…
「世界3大ギタリスト」と「現代の世界3大ギタリスト」は、面白い共通点で別れてることがあります。
それは、昔は全員がイギリス人で、今は全員がアメリカ人であることです。
もしかすると、70年代頃までの音楽シーンはイギリス(UK)中心で、80年代からはMTVなどの勢いで、アメリカ(USA)中心にシーン自体が移行したのも関係あるかもしれません。
もちろん、音楽的には全員素晴らしいですし、強烈な個性があって勉強になるので是非聴いてみてほしいと思います。
そして、来日する機会があればライブも生で見てほしいです。(推し活)
きっと良い刺激をもらえてより深く、音楽とギターを好きになれると思います。