留学・英語関連! 

25歳、バンドを解散してカナダへ行った。トロントで過ごした一年と数カ月を本にしました!

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かなり久しぶりに、GHCネットで個人的な話を書きます。

このたび、私自身のカナダ・トロントでの体験をもとにした本を、Amazon Kindleで出版しました。

テーマはギターの上達法でも、機材レビューでもありません。

私が25歳のとき、約3年間活動していたバンドを解散し、その後カナダのトロントへ渡ったときの話です。

一年と数カ月のあいだ、トロントで学校へ通い、仕事をして、

ギターを弾き、いろいろな国の人たちと出会いました。

当時のことは、このGHCネットにも「留学、英語関連」の記事として少し残っています。

ただ、今回の本は、それらの記事をまとめたものではありません。

当時の記録や記憶をもう一度掘り起こし、実際の体験を土台にしながら、

会話や場面を再構成して一つの物語として最初から書き直しました。

留学記、青春記、旅の体験記、そして小さな自分史。

そんなものが混ざった一冊です。

夢が終わったあと、トロントへ: 何者でもなかった25歳の、カナダで暮らした15か月

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25歳、バンドを解散して次に選んだのがカナダだった

カナダへ行く前、私はBRENA(ブレナ)という5人組のバンドでギターを弾いていました。

活動期間は約3年弱。

インディーズでCDを3枚出し、関東を中心に月5本以上ライブをやることもありました。

ラジオやインターネットTVに出たり、ライブに100人以上のお客さんが来てくれたりしたこともあります。

当時は本気でプロのミュージシャンになるつもりでした。

「もう少しで何か起こるんじゃないか」

そんな感覚もありました。

ところが、メンバー2人が新しいバンドをやるために抜けることになり、

残った3人で話し合った結果、BRENAは解散することになりました。

25歳でした。

音楽の専門学校へ行き、その後もバンドを続けてきたので、

私の20代前半のかなり大きな部分がそこで終わりました。

では、次に何をするのか。

そこで選んだのが、なぜかカナダでした。

英語も話せないまま、トロントへ

最初から「カナダへ留学するのが夢だった」というわけではありません。

もともと海外への興味はありましたが、どうせ行くなら、いろいろな国の人がいる都市がいい。

そんなことを考えて選んだのがトロントでした。

とはいえ、当時の私の英語力はかなり低いものでした。

現地の語学学校へ入ったら、見事に一番下のクラス。

銀行口座を作るのにも苦労し、学校で誰かが冗談を言って周りが笑っていても、

自分だけ何がおかしいのか分からない。

そんなところから海外生活は始まりました。

途中からはイタリアンレストランで「バッサー(busser)」として働き、

友人とナイアガラの滝へ行ったり、バスでニューヨークへ行ったり、

ゴスペルの集まりに参加したりもしました。

そして、さまざまな国の人たちと出会いました。

トロントでも、結局ギターを買った

プロのミュージシャンになるという夢はいったん終わっていました。

でも、ギターをやめようと思ったことはありませんでした。

トロントへ着いて一カ月もしないうちに、私はFender(フェンダー)のエレキギターを買いました。

面白いことに、アンプまでは買いませんでした。(節約志向?)

自分の部屋では、アンプにつながずにギターを弾いていました。

それでもギターが一本あるだけで、自分の部屋らしくなった気がしたのを覚えています。

その後、語学学校ではカナダ人、メキシコ人、日本人、韓国人で即席のバンドを組んだこともありました。

英語ではうまく話せないことがたくさんありました。

でも、ギターを持っているときだけは、説明しなくても自分が何者なのか少し伝えられる。

本を書くために当時を振り返って、改めてそんなことを感じました。

カナダへ行っても、人生は劇的には変わらなかった

海外生活の話というと、

  • 「海外へ行って人生が変わった」
  • 「留学して本当の自分を見つけた」

そんな話になりそうです。

でも、私の場合は少し違います。

英語は最後まで完璧にはなりませんでした。

日本へ帰ったあとに何をするのかも、はっきり決まっていませんでした。

何か大きな答えをカナダで見つけて帰ってきたわけでもありません。

自分は結局、自分のままでした。

ただ、日本にいた頃には知らなかった景色が、自分の中に増えました。

それは確かだったと思います。

なぜ今になって、この体験を本にしたのか?

帰国してから、かなり時間が経ちました。

それでも、ときどきトロントでの出来事を思い出します。

不思議なのは、大きな出来事だけではありません。

  • レストランで仕事が終わったあとに飲んだビール。
  • アンプのない部屋で弾いたギター。
  • 図書館で飲んだコーヒー。
  • 冬の街。
  • 雪が解けて、また自転車が走り始めた春。

そういう何でもない場面の方が、意外と記憶に残っていたりします。

昔の記録なども見ながら記憶を掘り起こしていくうちに、

これはブログ記事を何本か書くより、一冊の物語にした方が面白いかもしれない

と思うようになりました。

そして今回、一冊の本として形にしました。

夢が終わっても、好きなものは終わらない

この本を特に読んでもらいたいのは、海外留学を考えている人だけではありません。

  • 昔、何かをやりたかった人。
  • 夢中になっていたものがあった人。
  • やりたかったけれど、結局やらなかったことがある人。

あるいは今になって、

「若い頃、もっと何かやっておけばよかったかな」

と思うことがある人。

そんな人に読んでもらえたらうれしいです。

私自身、25歳でプロのミュージシャンになる夢はいったん終わりました。

でも、好きだったギターまで終わったわけではありませんでした。

夢が終わっても、好きなものは終わらない。

今回、本を書き終えてみると、それが一番書きたかったことだったのかもしれません。

夢が終わったあと、トロントへ: 何者でもなかった25歳の、カナダで暮らした15か月

バンドを解散した25歳の私が、カナダ・トロントで過ごした一年と数カ月を、一冊の物語にしました。

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昔からGHCネットを読んでくれている方には、いつものギターの記事とは少し違ったものに見えるかもしれません。

でも私の中では、あまり離れた話でもありません。

ギターを始めて、バンドをやって、そのバンドが終わって、カナダへ行った。

トロントでも結局ギターを買った。

そして帰国するときも、そのギターを日本へ持って帰った。

そう考えると、これもGHCネットに書いておきたい話でした。

興味を持っていただけたら、読んでもらえるとうれしいです。

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