ギター上達&WEBマーケティングの調べ

GHCネット(大人のギター上達サロン)

3年以上シェアハウスに住んだ感想と退去した理由!

更新日:

 

2016年12月から愛知県名古屋市にあるシェアハウスに住み始めて、2020年5月の初旬に退去しました。

なので、実質約3年半近くは色んな方との共同生活を送ってきました。

年齢や価値観が異なる人たちとの出会いや別れを沢山経験して、良い思い出もほろ苦い思い出もあります。

 

社会的には、シェアリングエコノミーという文化や思想が生まれてから数年が経ちました。

シェアハウスに興味・関心を持っている方もいると思いますので、私のリアルな体験談を交えながらメリットやデメリットなどを紹介したいと思います。

 

シェアハウスに1年住んでみてリアルに思ったこと!

 

シェアハウスの良いところ!

 

まずは、メリットからお伝えします。(主観です)

 

1、初期費用を抑えることができ、必要最低限生活できる家具などは最初からあること

 

私が住んでいたところは、最初から家具や電化製品などは揃っていました。

なので、引っ越しをする際に必要な持ち物は、洋服や下着とギターだけで身軽に動けました。

洗濯機や乾燥機や掃除機も数台あり、冷蔵庫もあります。

 

キッチン用品は、当然のこと、皿や箸やスプーンやコップもあり、トイレットペーパーなどの消耗品なども管理会社が定期的に補充をしてくれました。

ウォーターサーバーも1台共有部分に置いてあったので、水を買う必要もありませんでした。(新型コロナウイルスの件で感染リスクがあるとのことで途中から撤去されましたが...)

 

2、色んな人との交流ができること!

 

恐らくシェアハウスに住みたいと思う大きな理由の1つが、価値観の違う人との共同生活を楽しみにしてることだと思います。

私が住んだところは、年齢制限を設けていなかったので、50代の女性の方も普通に住んでいました。(古株です)

イベントや飲み会などを住人同士で気軽にやれるので、ワイワイとおしゃべりをすることが好きな人は十分に楽しめます。

 

3、沢山の本を読むことができたこと!

 

コンセプト型のシェアハウスに住んでいたので、これは特別かもしれません。

一応起業や独立開業を目指す・既にしてる人たちが、共に暮らすというコンセプト型のシェアハウスだったので、リビングに大きな本棚があり、色んな本が置いてありました。

 

読書が好きだったので、そこに置いてあったビジネス書や自己啓発系の本は100冊以上は読みました。

漫画「ワンピース」もなぜか置いてあったので、それも読破しました。

 

4、料理のシェアやお土産などを頂けること!

 

料理が得意な人などは、余ったものをシェアしてくれたり、わざわざ他の住人が食べれるように、ケーキやお菓子などを振る舞ってくれる人もいました。

あとは、旅行に行った方はお土産をシェアしてくれたり、物産展などで買ったものを分けてくれる機会があったり、ありがたかったです。

 

私は、料理を作るのがあまり好きではなかったので、食事をシェアしてくれた時は本当にうれしかったです。

 

5、話し相手や相談できる人が近くにいること!

 

2、色んな人との交流と少し被りますが、20代~50代の色んな経験をした男女が常にいます。

気軽に他愛のないことを話すこともできるし、何か困ったことがあれば相談をすることも可能な環境です。

身近な距離感で話し相手がいることは心強いし、退屈もしません。

一時期、住人同士でトランプの「大富豪」にはまり、よくゲームして楽しんでいました。

 

シェアハウスでイヤだったこと!

 

反対にデメリットだと感じたことをお伝えします。

 

 

1、生活音や騒音はどうしても気になること!

 

私が1番辛かったのは、他人の生活音や騒音問題でした。

 

住人の方が、友達を連れてきて食事会やパーティーなどをすることが結構あり、人によっては20名以上連れてきてキッチン付近を占領して飲み会をすることが何度かありました。

あとは、住人同士で飲み会をする時も羽目を外して騒ぐケースもよくあり、その際の笑い声とか話し声などには結構ストレスを感じました。

 

2、どうしても派閥みたいなのが生じてしまうこと!

 

やはり気の合う人・合わない人や、価値観や育った環境が異なることで、どうしても苦手な人や嫌いな人は出てきます。(反対に嫌われることも)

そうなると人の入れ替わりのタイミングによって時期は違いますが、よく戯れる人や一緒に食事をする人も固定化してきます。

 

正直なところ、仲の悪い人同士なんかは、廊下や共有スペースなどですれ違っても朝のあいさつすらも一切しないことはよくありました。

 

3、人間関係がめんどくさいこと!

 

一応シェアハウスには、一定のルールや決まり事があります。

しかし、ルーズな人がいたり、守らない人がいたり、共有スペースを汚したままにする人もいます。

そうなると、ケースによっては直接本人に注意することもあれば、管理人を通して注意してもらうこともありますが、注意を促す人もすごく気を使います。

 

やはり同じ屋根の下で共同生活を共にする人なので、嫌われたくないと思う感情もありますし、波風立てずに円満に暮らしたいとも考えます。

「親しき仲にも礼儀あり!」と言われますが、同居人との距離感やコミュニケーションの取り方などは結構疲れるものがありました。

 

4、洗濯物を勝手に出されることがある!

 

共有物として、洗濯機と乾燥機が数台あります。

洗濯をしたら乾燥機に入れて乾かしてから自分の部屋に戻します。

しかし、とくに土日なんかは、住人同士で最後の乾燥機の取り合いになることがよくあります。

そうなると男性の場合はとくに勝手に出されてカゴの中に放置されることが多々ありました。

 

女性の場合は、暗黙のルールなのか恥をかかせない配慮なのか、勝手に出されて放置されることはあまりありません。

一応ルール的には、乾燥機を使った順番で空いてない時は出していいことになってますが、今さっき終わった場合でも男性の方が勝手に出されるケースが多かったです。

 

1つの人生経験としては良かった!

 

良いこともイヤだったこともありましたが、総評すると楽しかったです。(3年以上も住んでますからね)

ただし、既に退去していった先輩(年は下)の言葉が途中から脳裏をよぎることがありました。

 

「シェアハウスには長く居てもあまり意味がない」

 

私が入居したての頃に既に3年位住んでいた人からの言葉で当時はよくわかりませんでしたし、その人に真相を深く突っ込んで聞きもしませんでした。

しかし、2年以上住んだ辺りからこの言葉の意味を痛感することが日常の中で増えてきました。

 

私の感覚では、新しい人との出会いがめんどくさいと思うようになり、入れ替わりの激しいシェアハウスでの生活に息が詰まりそうになる時が何度かありました。

 

退去した本当の理由!

 

人間は良い意味でも悪い意味でも「慣れる」動物です。

正直なところ、管理会社や管理人の対応は良く、立地条件も良いので、具体的にここを出ようと思うきっかけがありませんでした。

 

新型コロナウイルスの襲来!(想定外)

 

私がシェアハウスを出ようと思った1番の理由は、新型コロナウイルスの影響です。

3月の終わり頃から日本全体の感染者が増えてきて、共同生活をする中で衛生管理面でのルールが厳しくなってきました。(換気や消毒など)

何かだんだんとルームメイトの中でもソーシャルディスタンスを取る意識が自然に芽生えきて、雰囲気が暗くなってきました。

 

1番の決定打は、在宅勤務やリモートワークをする人が増えてきて、朝・昼・夜と常に住人の誰かが家の中にいて、その状況がきつくなってきて「1人になりたい!」という願望が強くなりました。

結局のところ、ある一定の心の距離感だったり、プライベートな時間や居場所がないと私の場合は精神的に耐えられなかったです。

 

同じ理由かどうかはわかりませんが、割と近い時期に3名が先に退去していきました。

多分今の社会的な心理としては、複数の方で共同生活をを共にしたいと思う需要は弱くなってきてると思いますが、コロナが収束したら1つの人生経験としてはおもしろいと思います。(とくに若者は)

 

新型コロナよりも影響大、ウイルスよりもやばい6つの事柄!

 

まとめ!

 

【シェアハウスのメリット】

 

1、初期費用を抑えることができ、必要最低限生活できる家具などは最初からあること

2、色んな人との交流ができること

3、沢山の本を読むことができたこと

4、料理のシェアやお土産などを頂けること

5、話し相手や相談できる人が近くにいること

 

【シェアハウスのデメリット】

 

1、生活音や騒音はどうしても気になること

2、どうしても派閥みたいなのが生じてしまうこと

3、人間関係がめんどくさいこと

4、洗濯物を勝手に出されること

 

いかがでしたか?

私の体験談が何かの参考になれば幸いです。

 

  • B!