ギターのフィンガリングを鍛えるためにやる練習として代表的なのが、クロマティックスケールやメジャースケールなどがあります。
指ならしやウォーミングアップとしてもこれらの一般的なスケール練習は効果があります。
ただ少し機械的な練習のイメージも払拭できません。
ギターのコードとスケールは密接関係にある
当たり前の話ですが、コード(和音)とスケール(音階)は切っても切れない関係であり、いかに頭の中できれいに整理するかがアドリブだったりフレーズを作る際に活きてきます。
今回は、マイナーコードとマイナースケールを取り上げて、左手の運指も劇的に鍛える練習方法を紹介したいと思います。
コードと連動させた運指練習!
練習メニューとして、5弦ルートのBm7を押さえてマイナースケールを弾きます。
マイナー7thコードに連動させたフィンガリング練習。
パターン1のフレーズ。 pic.twitter.com/zZOnxudVjK— キングひで@ギターブロガー🎸 (@hidetaka0908) 2018年12月14日
1、2弦上にあるマイナースケールを使った6連符のフレーズです。
ここでフィンガリングを効率的に鍛えるために大切なポイントとしては、4弦4フレット上に押さえていた薬指は指板上から離さないままで上記のフレーズを弾くことです。(薬指固定)
動画で詳しく解説!
手書き感満載でわかりにくいと思いますので、実際の練習メニューを動画でご覧ください。
コードがBm7からスタートして、Dm7→Fm7→A♭m7と1音半づつ(3フレット分)上昇していきます。
ピッキングはオルタネイトピッキングで弾きます。
マイナーコードとマイナースケールの位置関係も意識しながら練習するとさらに効果的です。
最初は少し指がぎこちないかと思いますが、毎日やると各指がすごく鍛えられます。
まとめ!
・練習前のウォーミングアップとしては、クロマティックスケールやメジャースケールを活用した運指練習は効果が高い。
・コードとスケールは密接関係にあるので、頭の中でしっかりとリンクさせることが大事。
・フィンガリングの持久力などを鍛えるために時間を決めて(3分とか)練習するとさらに効果が高まるかも!?
いかがでしたか?
こういったフィンガリングを鍛える練習メニューとしては、エレキギターよりもアコースティックギターを使うとさらに効果的です。