今回は、メジャー7th、7th、マイナー7thの3種類のコード(和音)をマスターしてほしいと思います。
コードの響き的には、少しオシャレな感じで豊かな響きがするコード達です。(4声和音といいます)
ロックはもちろん、ポップスやブルースやファンクやジャズなどの音楽で使える便利なコードです。
まずは、メジャー系のコードの種類の中からメジャー7thと7thコードの違いを紹介します。
メジャー7thと7thコードの違い!
Cメジャー7thコードの構成音
1度 ⇒ C(ド)
3度 ⇒ E(ミ)
5度 ⇒ G(ソ)
7度 ⇒ B(シ) ←キーポイント!
この7番目の音が特徴音となり、この音を半音下げると7thコードになります。
C7thコードの構成音
1度 ⇒ C(ド)
3度 ⇒ E(ミ)
5度 ⇒ G(ソ)
短7度⇒ B♭(シ♭) ←キーポイント!
この7番目の音以外は全て同じ音になっています。
言い換えると、7番目の音を変化させることで、メジャー7thと7thコードの違いとなります。
ファンク系の音楽でよく使う、7th(セブンス)コードを奏でよう!
マイナー7thコードとは!?
マイナー7thコードは、マイナー系のコードの4声和音のことをいい、7度の音が重なったコード(和音)のことを言います。
Cm7コードの構成音
1度 ⇒ C(ド)
短3度⇒ E♭(ミ♭)
5度 ⇒ G(ソ)
短7度⇒ B♭(シ♭)
となります。
動画で詳しく解説!
実践的に使えるコードチェンジの練習方法なども教えているので、是非動画を見て活用してみて下さい。
7th系のコードも使えるようになってくると、曲作りのイメージの幅も一気に広がっていきますよ。
7th(セブンス)コードのまとめ!
・7th系のコードとは、1度・3度・5度・7度の4つの音が重なった和音のことをいう。
・メジャーコードのルート音を半音下げるとメジャー7thコードになる。
・メジャー7thの7番目の音を半音下げると7thコードになる。
・マイナーコードのルート音を1音下げるとマイナー7thコードになる。
いかがでしたか?
7th系のコードは、ギター初心者の頃は一見すると難しそうなイメージを持ってしまいがちですが、どの音が違うのか?を確認して理屈で覚えてしまえば意外と簡単です。