2019年もはじまり約1週間が経過しました。
新年があけてモチベーション高く「今年の目標」などを設定した方もいるかと思います。
夢や目標などを絵空事ではなく、具体的に書くことで達成率が上がることは色んな本でも書かれています。
とにかく騙されたと思って、やりたいこと・行きたい場所・なりたい自分・達成したいことなどを具体的に紙に書き出してみて下さい。
書くだけは無料(タダ)ですから。
目標は紙に書き出した瞬間から「叶いやすくなる」
目標は紙に書き出すことが重要であると言われますが、それはなぜでしょう?
生物には今の状態を維持しようと働く「ホメオスタシス」という機能が存在します。
【ホメオスタシス=恒常性】
恒常性は生物のもつ重要な性質の1つで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。
生物が生物である要件の1つであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。
~略
恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければない。
これは負のフィードバック作用と呼ばれる。
(ウィキペディアより一部抜粋)
例)ケガをして傷を作ってもしばらく時間が経つと、傷が修復し元の状態に戻るのもその作用である。
人間の心においても今の自分を肯定的にとらえ変化しないよう作用する機能が働いています。
「変わりたくない自分」に目標や課題がある限り、目標や課題は叶いにくい状態にあります。
「紙に書き出す作業」は、頭の中だけにある目標や課題を「自分自身の外に出す作業」となります。
これによりホメオスタシスによる自縛から解放され、目標や課題に対して客観的な視点で向き合え、改善しやすい対象に変えることができます。
要するに、アウトプットして可視化することが大切なんです。
客観的に自分を見つめることができる!
夢や目標などを紙に書き出すことで俯瞰して自分を見つめることができます。
そして、目標を考える際に大事なことは「制限は一切設けない」ことです。
真っ白な素直な心で達成したいことを純粋に書いてみるのです。
すると色んなことに気づきます。
・本当はこんなことがやりたかったんだ(願望)
・こんな人間像に憧れていたんだ
・これだけはやりたくないんだ
・こんな人たちと友人関係を築きたかったんだ
など、自分の存在意義などが少しづつ理解できるようになってきます。
祈りの本当の意味を知っていますか!?
「♪ねがいよ叶えいつの日か、そうなるように生きてゆけ
僕は僕に君は君に、拝みたおして泣けばいい」
B'z(ねがいの歌詞より:サビの箇所)
願うこと=祈り
人間は太古の昔から、「祈る」ことが大切であることを本能的に知っていました。
日本では、「祈り」とは「意宣(いのり)」
つまりは、意を宣言することです。
初詣などで神社仏閣に行き、お賽銭を投げて、お願い事や日頃の感謝などを伝える習慣が日本ではありますね。
神社で手を合わせるその先には、必ず「鏡」が置いてあります。
「今年も1年家族全員が健康でありますように!」とは、鏡に対して自分の意を宣言しているのです。
祈ることは、「脳への方向づけ」として実はすごく有益なことなんです。(困ったときの神頼み)
まとめ!
・夢や目標は制限を外してとにかく紙に書くことが大事。(アウトプットする効果)
・ホメオスタシスの鎖を外すために頭の中のイメージなどを語源化すること。
・祈りの効用を使い自己宣言することで、良い意味で自己催眠をかけられる。
いかがでしたか?
さらに目標の実現力をアップさせたいときは、親しい友人や家族などに「夢リスト」などを公表するといいですよ。
これは、マスターマインドの力や引き寄せの法則などが働きやすくなり、他人の力も活用してより効果的に物事が運びやすくなります。