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ギターのピックを選ぶ際のヒント!

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「どんなタイプのピックを使えばいいんですか?」と言う質問もギター初心者の方からよく聞かれる質問の1つです。

 

ギターのピックは、厚さや硬さや形状、材質など、選択肢はとても多くて種類も豊富にあります。

結論から先に言ってしまうと、人の好みなので、自分の弾きやすい好きな物を選んで使えばいいと思います。

 

ただ、ギター初心者の人や、まだ自分の好みなどが定まっていない人の為に、あくまでも主観的な意見ですが、音の傾向や弾きやすさなどを踏まえて紹介していきたいと思います。

 

ピックの硬さの違い!

 

ソフト(柔らかめ)

 

⇒ピックのしなりを生かして、音色の使い分けが豊富にできる。

16分系のカッティングプレイやコードストローク等で使える印象。

 

ミディアム(普通)

 

⇒オーソドックスに色んな音楽でも対応できる印象。

エレキギターやアコースティックギターでも対応できる万能な感じ。(初心者はこの辺りが最初はいいかも!?)

 

ヘヴィー(硬め)

 

⇒音が硬くてパキパキと鳴る感じ。

ハードロックやヘヴィーメタル等でのリズムギターで合う印象。

 

 

ピックの形状の違い!

 

おにぎり型(三角型)

 

⇒ピックが弦に触れる面積が多く、弦振動のロスが多い為、速弾き系(テクニカルプレイ)には不向き。

しかし、コードストロークやカッティング等では多彩な音色の使い分けが可能。

 

ティアドロップ型

 

⇒ピックが弦に触れる面積が小さく、弦振動のロスが少ない為、速弾き系(テクニカルプレイ)には向いている。

しかし、ピックの先端が鋭い為に、アタック感が強くなる傾向があり、甘い音や豊富なバッキングスタイル(伴奏)の音の使い分けが難しい。

(硬い音が好きな人は別にいいと思います)

 

スベリ止めがあるタイプ、ないタイプ!?

 

ピックには、スベリ止めとして、ざらつきがあるタイプとないタイプの2種類が主にあります。

これに関しては、自分が実際に触ってみて使いやすいと思うタイプを選べばいいと思います。

 

ただ個人的には、早いうちからスベリ止めがないタイプのピックに慣れることをおすすめします。

なぜかと言うと、弦にピッキングする角度の調整によって、ギターの音色は豊富に使い分けができるからです。

なので、ピックにスベリ止めがあると、その微調整が難しく、単一的な音色しか使えなくなりがちです。

 

「ディストーションサウンドオンリーで行く!」方なら別に問題はないですが、クリーンサウンドとクランチサウンドなども使う方なら明らかな表現の差が出てしまいます。

これは、慣れの問題なので、プレイ中にピックを落としたくない気持ちはよくわかりますが、早い段階で練習して克服した方が得策だと思います。

 

削れたピックはすぐに交換すべきか!?

 

ギターのピックは、弦と同様に消耗品です。

ギターの練習をしていると弾き方にもよりますが、ピックの先端部分などは徐々に削れてきます。(丸くなってきます)

先端が削れたピックで練習をしていると、音色にも影響が出ますし、変なピッキングフォームが身に付いてしまう原因にもなってしまうので、すぐに交換しましょう。

 

結局は個人の好み!

 

ピックに関しては、ギターや弦などと同じで、自分に手にフィットする感じや、音の好みだったり、人それぞれなので、色々なタイプのピックを実験的に使ってみて試してみるといいと思います。

 

また、プロの人でもエレキギター用とアコースティックギター用だったり、リズムギターとソロ用だったり、ストローク系とアルペジオだったりと、自分が欲しいと思う音色を求めてレコーディングでは使い分ける方も多いです。

 

沢山試奏してみて、自分に合ったピックを探してみて下さい。

私も過去に何回もピックを変更してきて、やっとここ2年位で1つ自分が理想とするタイプのピックが分かった感じです。

 

まとめ!

 

1、ギターのピックは、形・厚さ・材質などの違いで、豊富な数のピックが存在します。

色んなタイプのピックを沢山使ってみて自分にフィットするピックを探し続けること。

 

2、長い目で見ると、スベリ止めがないタイプのピックに慣れ親しんだ方がプレイの幅が広がる。

 

3、ピックは完全に消耗品なので、先端部分が削れてきたらもったいぶらずにすぐに新品と交換すること。(1枚平均して100円程度だし)

 

いかがでしたか?

ピック1つをとってもギターの音色が変わってくるので、色々と試してみて自分にフィットするタイプを探してみて下さい。

 

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