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ライブの臨場感たっぷり、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた!

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伝説のバンド、クイーン(QUEEN)の実話に基づいた映画「ボヘミアン・ラプソディ」を劇場で観てきました。

公開前からかなり期待していた映画でしたが、時間があっという間に過ぎてラストまで行ったという感じですごく良かったです。

 

 

フレディ・マーキュリーの人間ドラマ!

 

この映画の主人公は、今は亡きクイーンのカリスマヴォーカリストである、フレディ・マーキュリーです。

彼を取り巻く人間関係や内面などにフォーカスしたエンターテイメント映画です。

なので、実話に基づいていますが、あくまでもフィクションであり、クイーンの歴史の時系列などは微妙に違います。

 

ネタバレ、簡単にストーリーをおさらいします!

 

ストーリーを簡単に言ってしまうと、フレディがクイーンというバンドを組む前から始まり、バンドを組み、1枚のアルバムを自主制作し、レコード会社の方に目がつきメジャーデビューをします。

 

デビューをするとセンスある楽曲で母国イギリスで人気が出て、アメリカへツアーに行く話が舞い込みます。

同時期に当時付き合っていた彼女に結婚を申し込みフレディは結婚をし、1人の男としての幸せを掴みます。

 

アメリカでのツアーも大成功し、新作アルバムを作るために、メンバー全員でイギリス郊外の自然豊かな環境で合宿レコーディングをし、斬新なアイデアを沢山盛り込んだアルバムを作ります。

しかし、当時所属していたレコード会社は、この斬新なアルバムをリリースすることに反対します。

理由は、ロックバンドなのに、曲の途中でオペラが入ったり、少し意味不明な歌詞が続いていたり、シングルカットしたい曲が6分近くあり曲が長いから売れないだろうと言われ、見事にケンカ別れをします。

 

事務所とスタッフを新体制にし、アルバムをリリースすると最初は酷評が付きますが、ヒットチャートに食い込みバンドは世界的に大成功します。

 

 

「富と名声」を得ると、ロックスターの悪いライフスタイルをとくにフレディは謳歌します。

 

自宅に友人たちを招き入れパーディー三昧な日々を送り、酒とドラッグを大量にやります。

そして、バイセクシャル(両性愛)であるフレディは、結婚していた妻がいましたが、友人である男とも肉体関係を持ち、人間としても傲慢になっていき、妻からも別れを告げられます。

 

仕事では遅刻の常習犯となり、バンドメンバーとの関係も悪化していきます。

ただ作詞・作曲の才能があり、フロントマンとして絶大な実力と人気を持っていたフレディは、ソロ活動という甘い誘惑と多額な契約金を餌にされバンドを休止しソロ活動を始めます。

 

しかし、待っていたのはソロでの重圧と、完全な自分の言いなりでしか動かない雇ったミュージシャンとの退屈な音楽制作の日々でした。

気を紛らわす為に酒とドラッグの量は増え、「王様」扱いをしてくれる周りの人間は逆にフレディを手のひらで転がします。

ちょうどその頃にエイズに感染したことを医者からも言われ、人生のどん底を味わいます。

 

そして、この頃に史上最大級のチャリティーコンサートである、「ライブ・エイド」への参加のオファーが事務所には来ますが、空中分解していたクイーンのメンバーには知らされません。

荒れた生活を送るフレディを心配した元恋人が、自宅を訪れ「ライブ・エイド」の件を知らせフレディはショックを受けます。

 

エイズに感染し、自分の人生の先が短いことを悟ったフレディは、家族であったクイーンに戻ることを決意します。

メンバーに頭を下げてバンドを再スタートしたい意志を告げて「ライブ・エイド」にも参加したいことを正直に言います。

 

1度はバラバラになったクイーンですが、新たな目標と心を改めたフレディの行動に敬意を表しライブに向けてバンド練習が始まります。

しかし、フレディを除く楽器隊の演奏はいいですが、肝心なフレディはあまり声が出ません。

体調が悪いフレディは、メンバーに自分自身がエイズに感染した事実を告げますが「同情だけはしないでくれ、俺はただ音楽を楽しみたいだけだ」と告白します。

 

 

バンドでの結束と絆を深めたクイーンは、世界的に有名なアーティストばかりが出演する、持ち時間20分のステージに全力で挑むというストーリーです。

 

夢を壊さない演出だった!

 

フレディ・マーキュリーは、誰もが認めるスーパースターですが、画に書いたような典型的なスーパースターではありません。

出っ歯というコンプレッスクスがあり、イギリスに移民をしたという出生のコンプレッスクスも長年持っていました。

また、ゲイであり、「セックス・ドラッグ・ロックンロール」というロックスターの派手な負のライフスタイルにも見事に落ちています。

 

「光と影」があるのはスターの証ですが、彼の場合、影の部分のインパクトが強烈なので、その部分をどう映画で表現するのかが公開前から疑問に思っていた部分でした。

結論を言うとかなりオブラートに包んでおり、映画監督もいうとおりこの映画はフィクションです。

 

ただその塩梅が絶妙であり、クイーンのファンの方も落胆はしない仕上がりだと思います。

何よりも役者の演技がすごい!

 

モノマネのレベルではなく、実際にクイーンのメンバーがスクリーンの中にいるような臨場感で、すんなりと映画のストーリーに入れました。

クイーンのことを知らない人でも楽しめる映画なので、この映画を観てクイーンの楽曲に触れてみると音楽の醍醐味を味わえると思います。

 


 

  • B!