11月に入り、早いもので2020年も残り2カ月を切りました。
今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、本当に予想外なことが沢山起きた1年でした。
しかし、気学(旧暦)の思想で考えると、正確にはあと3ヶ月はありますので、上手く今年の気(エネルギー)の流れに沿って、来年の新しい気に乗れるように考えます。
毎年大体この時期に、来年のざっくりとした年間計画を個人的には立てます。
そして、目標や行動計画などを練る際に、参考にしているシリーズ化された本があります。
それが、村山幸徳著書の「展望と開運」です。
展望と開運2021
人間誰しも、それまでの生き方を改めるときがある。
それは、異動や転職や独立、結婚や出産かもしれない。
はたまた、交通事故が原因だったり、つらい離別がきっかけになったりもする。
さらには、ある日突然ガンを宣告され、余命を言い渡されることだってあるだろう。
また、戦争に行った人は人格が変わるという。
世界中で戦争を続ける米国は、徴兵制ではないけれど多くの若者が志願兵として戦場へ向かう。
そして、帰国したら彼らの生き方は大きく変わる。
変わり方は人それぞれだが、その多くは国のことを考えるようになり、家族の安全を考えるようになり、人生を真剣に見つめるようになるという。
さらに最も重要な変革は、神という存在を意識するのだ。
戦場に身を置くことで、自分を超えた大きな運命に翻弄され、生死を分ける一瞬の判断や行動が重なって、人間を超えた存在に気づき、敬虔なキリスト教徒になってゆく。
これも人生観の転換の一例である。
何があったか、何があるかは重要ではない。
目に見えない心の変化が大切なのだ。
こうして起きた心の転換、それが今後大きく伸びておそらくその人の人生を大胆に転換する。
ささいな心の変化や心変わりが一気に伸びて、新しい人生の創造がスタートする。
だから、自分の中でいったい何が変わろうとしているのか自覚してほしい。
私たちの身体のなかでは、いま思いもよらない新しい人生への欲求、考え方が点滅しようとしている。
チャンスはいつだってあなたの心にある。
(はじめにから一部抜粋)
毎年、「展望と開運」を読む理由!
私自身、「展望と開運」の原理原則である、気学や易経と出会い、勉強を始めたのが2014年の後期だったので、もうかれこれ6年位は購読していますし、村山先生のお弟子さんの元でも直接学んでいます。
著名な経営者の方やリーダーや、古くは戦国武将にいたるまで、歴史に名を遺すような方々は、中国古来の帝王学である、易経や気学(九星気学)を活用していました。
私の場合、そこまで大きな志や名誉欲などはありませんが、少しでも人生を向上させたり、目標を達成したいという願望はありますので、勉強を続けています。
日々の運勢をコツコツと上げる為の日盤吉方や吉方引っ越しなどを考える際に使う遁甲版手帳も毎年購入しています。
2021年の政治・経済・社会全体の未来予測やトレンド、そして個人の星の運勢などが大まかにわかりますので、それを確認した上で行動計画を練っていきます。
九星気学とは!?
九星気学とは、誕生日と生まれた時間を割り出して、9つの星に分類して構成されています。
星占いなどと勘違いされますが、そもそも占いとは、「裏の成り立ち」を知る正当な学問であり、恋愛運や金運や仕事運などを扱う軽々しいものではありません。
本来は、政治・経済を動かす権力者や政治家などが、自国の民などを良い方向へ導くための指南書として活用していた易経の学問がベースとなっています。
分類される9つの星の名前は以下のようにカテゴリー化されます。
水:一白水星
木:三碧木星・四緑木星
火:九紫火星
土:二黒土星・五黄土星・八白土星
金:六白金星・七赤金星
これらの陰陽の五行を使った星で分類されています。
自分の星は以下のサイトで調べることができます。
是非ご自身の星を調べてから活用してみて下さい。
一白水星の運勢!
自己否定の殻を破り、自由な精神で、より高みを目指して羽ばたく。
自身の中に仏を見出し「求道心」を忘れずに生きる。
1、「知識の数」より「実践の回数」を重視。
2、「孤独な戦い」から「孤高の存在」へ。
3、「創業」と「守成」を体現する。
4、終わりが乱れるので「求道心」を鍛える。
年間を通じて自分の動きと周囲の動きが噛み合わない。
それが原因でイライラすることが募るため「感謝と祈り」を意識して生活すること。
二黒土星の運勢!
「誰かのために」から「自分のために」へ。
自己対話による内なる願いが大衆の希望に変わる。
1、「現状維持は衰退」と知る。
2、まこと熱意を込めて思惟する。
3、威厳と安心を両立させる。
4、本物はいつも下にいる。
2021年は9年に1度は必ずやってくる陥入(かんにゅう)の時です。(冬の時代)
判断力が低下する年なので、大きく進むことは考えずに自身の学びに時間を費やすこと。(迷いが出たら周囲にアドバイスを求めると吉)
三碧木星の運勢!
どんなに悔しくても人生をあきらめない。
「自分がしたい」と「周囲のしてほしい」の重なりを見つける。
1、納得し受け入れて精進。
2、使命から逃げずに継続。
3、周囲と共に歩む決意を。
4、笑う門には福来る。
冬の時代を越え、活動的なエネルギーが湧いてくるとき。
面倒でやりたくないことを徹底的に行うこと。(明るく笑顔で)
四緑木星の運勢!
遠慮はいらない、惜しまず与えて大胆に世に出るとき。
とにかく突き抜ける、世界に光を灯す存在へ。
1、芽生えのとき「突き抜ける」
2、一喜一憂から離れ「転んでも淡々」と。
3、与えて生きる「人格者の自覚と行動」。
4、真の智者ほど生活をシンプルに。
新しい世界にチャレンジすると同時に、あらゆる責任を背負い、利益と悦びを与え、自分は辛酸をなめつつも明るく笑顔で過ごすことを決意する。
五黄土星の運勢!
大勝負のとき、勇気と大胆さと覚悟を。
古い殻を脱ぎ捨てて、新たなる世界に羽ばたく。
1、「心を開く」ことから始まる。
2、心機一転による「終わりと始まり」。
3、「手段」ではなく「目的」ありきで。
4、人としての道を志し「己を養う」。
2021年、1番運勢が最強なのが五黄土星。
あらゆることを積極策でいきたいが、その際は周りの人間関係を良好に保つこと。
六白金星の運勢!
先の見えない時代だからこそ中心にどっしりと構え、リーダーとしての資質を発揮。
執着を手放した分だけ上手くいく。
1、中央に立つ者の自覚。
2、人間的な高みと深み。
3、僅かな差が大きな差になる。
4、時には引くことも大切。
世界の中心に座る年。
リーダーとしての役割が問われる1年。(周囲を照らす太陽のような存在を目指すこと)
七赤金星の運勢!
個人という枠を飛び越え、社会や組織など全体を大局観で捉えて、リスクを取って決断するとき。
1、自己の完成に向かう。
2、弱さを断ち切り偉大な力を信じる。
3、周囲に浸透させてから問題解決へ。
4、自制心を進化させて周囲に与える。
大局的観点で問題と向き合えば、目に見えない巨大な力に後押しされる。
しかし、自身の欲望をコントロールできないと、事故やケガやトラブルなどが多い年となるから要注意。(暗剣殺の影響)
八白土星の運勢!
執着を手放し、天命として受け入れる。
リラックスモードで毎日を味わいながら自分を再創造する。
1、自分を再創造する活動を始める。
2、天命のままに真剣に「今を楽しむ」。
3、損を受け入れることで「徳を積む」。
4、怒りを手放しすべてを学びに変える。
「損して得とれ」の心構えで。
趣味からの成果が大きいため新しい趣味を探すこと。(ただし独学ではなくプロから学ぶこと)
九紫火星の運勢!
変革の始まり。
彷徨える日々のなか肝心なものは目に見えないことを知る。
自分の本当の願いに気づく。
1、「やめる」ことから始まる「大きな変化」。
2、新たな学びと旅行が「最高の開運行動」。
3、正しさより対立を避けることを優先する。
4、「どこから来て」「どこへ向かうのか」。
「なくても困らない」物事や考え方などを執着せずに捨てること。
あらゆる変化は進化に直結する、知らない土地に旅行に行くことで新たな自分を発見するチャンス。(1人旅)
音声動画はこちら。
これまでの常識が非常識になる新たな時代!
余分なものを切り落とし、痛みを伴いながらも、革新を進めるなかで新しい芽が出てくる年。
その動きは次世代のトレンドを掴み取ろうとするのだが、伸び悩んで新たなステージになかなか進めず試行錯誤が繰り返される。
また、国家間の覇権争いが激化したり、政治や金にまつわる問題が噴出したりする。
自国優先か国際協調か、世界を大きく二分する1年になる予測。
そして、身近な問題としては2021年は暑さが厳しい年になりそう。
火山活動が活発になったり、大規模な森林火災などのリスクも増大。
総括すると、変化を余儀なくされる年になる。
これまで比較的平穏に人生を送ってきた人からすれば、混乱と危機に満ちた厄介な1年になるだろう。
しかし、新しい世界には、これまで予想もしなかった市場が広がっている。
こういった時代に世界を変えてきたのは、「若者・よそ者・ばかもの」であるという格言を意識して新たなイノベーションの波に上手く乗っていきたい。