展望と開運2018!
怒りの時代!
著者:村山幸徳
いま、世界中の人々が人間力を失いつつある。
ささやかな祈りに近い願いは、いつしか損得勘定うずまく強欲な願いに成り代わってしまった。
それらが怒りの爆発と密接に関係している。
ならば大きな課題は、人間性や人間精神をどのように成長させるのかである。
この本を読もうと思った理由!
展望と開運のシリーズは、この時期に毎年出版されている本でして、忙しくなる師走に入る前から来年度の「年間計画と戦略」を考える上で役に立つ知恵が満載なので、ここ4年位は連続して購入しています。
根底にある知識と知恵は、易経と九星気学という中国古来の帝王学の書である天文学がベースとなっています。
2018年の政治・経済の社会全体の動きの予測やトレンド、そして個人の星の運勢などが大まかに把握できるので、それを確認した上で来年の計画目標を練ろうと思います。(計画通りに行かないですが...)
九星気学とは!?
私自身は、2014年の後半頃に気学という学問に出会い、ビジネスに特化したビジネス気学のセミナーには今でも定期的に通って勉強をしています。
やはり偉大な経営者や歴史に名を残すような偉人の多くは、この学問を深く学び、実践し、自身の人生に上手く生かしている事実を知り、私も勉強を続けています。
九星気学は、人が生まれた誕生日と時間を割り出して、9つの星に分類して構成されています。
よく星占いなどと勘違いされますが、そもそも占いとは、「裏の成り立ち」を知る正統な学問であり、昨今の占いなどに代表されるような恋愛運や金運や仕事運などを探るものではありません。
本来は、政治・経済を動かす有識者(権力者)や政治家などが、自分の国や街をより良い方向へ導くための指南書として活用していた易経がベースとなっています。
分類される9つの星の名前は...
水:一白水星
木:三碧木星・四緑木星
火:九紫火星
土:二黒土星・五黄土星・八白土星
金:六白金星・七赤金星
これらの陰陽の五行を使った星で分類されています。
また、気になる自分の星はこちらで簡単に調べることができます。
是非とも自分の星を調べてみて下さい。
一白水星の運勢!
1、大胆に進め。
2、目標が見えている。
3、待って物事が決まる。
4、宴会、食事会は運を強める。
2018年の運勢は強いので、大胆に大いなる目標に向かって走りたい時です。
ただし、「皇帝の椅子」のように広い心・落ち着いた雰囲気を意識して慌てずに行動がすることがポイントです。
二黒土星の運勢!
1、少女は母に従え。
2、不足あり、達成の気構え。
3、事あって、物起こる。
4、受けるより与える。
成果を得る絶好のタイミングの1年。
思い上がり、自惚れ、慢心、ナルシズムを捨てて、謙虚な姿勢で自分にはできると信じること。
三碧木星の運勢!
1、落ち着いたよい年。
2、大きな決断をしない。
3、上から下への目線。
4、山頂は雷。
生活を大転換させる時。
自分の成長や発展よりも人の成功を求めるやさしい視線が大切。
四緑木星の運勢!
1、輝きが影を呼ぶ。
2、人格を向上させる。
3、風を呼び、人を集める。
4、慢心は向上を阻む。
上昇気流に乗る時。
慢心を捨てて、高い目標に向かってひたむきに走ること。
五黄土星の運勢!
1、運勢両極端の年。
2、果断の時。
3、人間の本質的要素。
4、師と友を選ぶ。
2018年は、陥入(かんにゅう)の1年です。(冬の時代)
果断(かだん)の時なので、自分にとって余分な思惑・思考の癖・生活習慣などを改めて、必要ないものを捨て去ることが大切です。
六白金星の運勢!
1、運勢は回復傾向。
2、能力不足という自覚。
3、納得するまで追求。
4、徳を修める。
2017年の陥入は明けましたが、まだ幸先のよい春ではない時。
実力不足を痛感する時なので、納得するまで徹底的に自分を磨くこと。
七赤金星の運勢!
1、新たな時代の到来。
2、自身は師との出会い。
3、「随う」の意味。
4、「従わせる」の意味。
新しい展開、随えば従う。
自分を超える人間に近づき、師を目指して走ることが大切。
八白土星の運勢!
1、運勢は盛大。
2、新しさを目指して。
3、反対者の登場。
4、泰然として。
ここ数年、何かと苦労の多かった星ですが、2018年、1番運勢が強いのは八白土星です。
自分に課せられた使命をあせることなく、慌てることなく、平然と歩み、夢を追いかけること。
九紫火星の運勢!
1、落ち着いた年にする。
2、多忙の後のあせり。
3、すべてを活かす1年に。
4、冒険という名の旅に出る。
2018年は、中宮に廻座(かいざ)するので、とにかく周囲を見渡し、落ち着いて生活をすることが大事な1年。
「個人」から「社会」へ活動の場を移し、周囲の人々を活かすこと。
2018年は世界の転換点となる1年!
今年(2017年)の世界のシンギュラーポイントを迎えて、世界は大きく人間にとってはあまり良くない方向へ動き出しましたが、その動きは来年も続くそうです。
本書の冒頭で「怒りの時代」とありましたが、2018年は、九紫火星が中宮に廻座する年なので、気学を勉強している方にとってはその意味も容易に想像がつくと思います。
本書では具体的に紛争やテロなどの動きが活発になると書かれており、殺人事件なども多発すると予測されています。
そして、雨の多かった今年とは異なり、来年は日照りが多く雨不足も予想されます。
しかし、不測の事態に対処するための心構えと準備をして新しい年を迎えたいと思います。
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