強力なUSPを作るための14の質問!
モノとサービスと情報であふれている現代では、ビジネスをやっていく中で強力なUSPを持っていないとライバルと差を付けられないし、長く生き残っていくことが難しくなっていきます。
そもそもここで言うマーケティングの専門用語の一つであるUSPとは何か?
USP(ユニーク・セリング・プロポジション)
⇒独自の強みや売り(あなたにしか提供できない価値など)
今回は、強力な独自のUSPを作る際に自分自身に問いかける強力な質問を紹介します。
USPを作り出すために自分自身(自社)に問いかける14の質問!
1)ターゲットとなるお客はだれか? 彼らはどこにいるのか?
2)理想とするお客は誰か?
そして、あなたのビジネス、サービスが提供・解決できる彼らのニーズや要望や課題や機会は何か?
3)ビジネス上の関係についてあなたのお客は現在、どんなことを要求しているのか?
4)あなたの商品やサービスは、あなたの見込み客のニーズや不満をどのように満たすのか?
5)お客の満足度や喜びをどのように計測しているか?
6)見込み客や既存客があなたから購入する感情的な理由は何か?
7)あなたと一緒に仕事をすることを独特であらしめる特徴や品質は何か?
8)あなたの見込み客があなたの業界と仕事をする上で感じている最大の課題や反論は何か?
9)あなたの商品やサービスが競合他社から抜きん出てる理由は何か?
10)あなたの見込み客があなたの業界にいる会社から感じる価値は何か?
11)人々があなたの業界にいる会社やサービスに対して気に入らないものは何だろうか?
12)あなたの提供する商品・サービスの核(コア)となる強みは何か?
13)課題や問題を抱えている人達に対してあなたの提供するものが唯一の解決策であるということを論理的に証明できるか? それはどんな品質か?
14)マーケット市場で差別化をするための知的財産をちゃんと持っているか?
以上のような問いかけに対して、定期的に自問自答して常にUSPをアップロードする姿勢を見せることが大切です。
頭を悩ませる問題ですが…
正直なところ以上のような質問を真剣に考えることはかなり頭が痛いし、めんどくさいと感じる部分かと思います。
しかし、他社が面倒だと思うことに対して真剣に考え始めた時点で少し差が生まれ始めます。
そして、USPは「一回考えて作って終わり!」という問題でもありません。
時代の流れやお客の変化するニーズに対して柔軟な考えを持ち、一生かけて作っていくものです。
今の時代は、現状維持=停滞と後退を意味しています。
常に成長と改善を繰り返して前進していく人と会社が報われる時代です。
私自身もそうですが、是非定期的に以上のような質問に対して真剣に取り組み、ブラシュアップを図っていきたいですね。
以下の「ハイパワーマーケティング」という本は、USPを考える上でも大変参考になる良書です。