リーダーシップを発揮したい人はこの本を読んでみて!
さあ、リーダーの才能に目覚めようという印象的なキャッチフレーズが目に留まり、さらに自分の強みを生かした人の動かし方を知りたいと思い、「ストレングスリーダーシップ」の本を買いました。
この本は、ベストセラーになった「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」というシリーズの続編のようなもので、いわゆる巷にあふれる「リーダーシップ論」を謳ったものとは少し主旨が異なる内容になっています。
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考えなければならないのは、その人の見かけではなく、潜在能力だ。
隠れた可能性を発見できたら、組織を大きく変えることができる。
忠誠心とすぐれた才能は切り離して考えることが重要だ。
たいていのリーダーは、すぐれた才能よりも忠誠心を好む。
有能な人材をそばに置くことで、自分の存在がかすんでしまうことを恐れるからだ。
私の考えは彼らとは違う。
イスラエルのジモン・ペレス大統領
最高のリーダーは自分の強みをまず知り、それに適したチームを作っている!
古今東西、先哲からの教訓として、「汝自身を知れ!」とよく言われていますが、優秀なリーダーは自分の強みを十分理解しており、そこにエネルギーを投資しています。
そして、周囲に適切な人材を配置し、チームの力を最大限に引き出すことに多大な努力をしています。
ここで大切なことは、まずは自分にとっての強み(才能)を明確に把握することです。
本書にあるWEBテストを受けることで自分にとっての強みのトップ5を知ることが可能となります。
才能の源泉を知ってしまおう!
ちなみに私が受けたテストの結果は以下のようになりました。
1位:収集心
⇒収集心の資質にすぐれている人は知りたがり屋です。
この人は、あらゆる種類の情報を集め、保管することを好みます。
2位:自我
⇒自我の資質にすぐれた人には、他人の目にとても重要な人間として映りたいという願望があります。
独立心が強く、認められることを望んでいるのです。
3位:着想
⇒着想の資質にすぐれた人は、ひらめきに魅力を感じます。
見た目には共通点のない現象につながりを見つけることができる人です。
4位:最上志向
⇒最上志向の資質にすぐれた人は、個人や集団の優秀さを伸ばす手段として強みに注目します。
この人はすぐれたものを最高のものに変えようとします。
5位:内省
⇒内省の資質にすぐれた人は、頭脳活動を好みます。
この人は内省的で、知的な討論を愉しむタイプです。
結構怖いほどに当たっていてびっくりしました(笑)。
これをリーダーシップの4つの領域に当てはめていくと...
「影響力の資質」と「戦略的思考力の資質」が、私にはあると判断できるのです。
(以下:本文一部抜粋)
影響力で統率するリーダーは、チームの言い分をより広く外部に知らしめようとする。
この領域の強みを持つ人たちは、常に組織内外にチームのアイデアを売り込んでいる。
主導権を握り、はっきりと意見を表明してくれる人が必要なとき、さらにグループの主張をまわりに確実に聞いてもらいたいときは、きわだった影響力を持つ人を探すといい。
さらに、
戦略的思考力を備えたリーダーは、あらゆる可能性に目を向けさせる。空く
また、たえず情報を取り入れ、分析し、チームがよりよい決断を下せるよう協力を惜しまない。
常に先を読み、それに合った道筋を考えるよう導いてくれるのも、この領域の強みを備えたリーダーたちだ。
こういった自分の強みを知った上で、チームメンバーを構成し、「信頼・思いやり・安定・希望」などのフォロワーの基本的欲求を満たすように行動していくことがとても大切なようです。
私も何回も読み直して、上手く実践で活用できるようにしていきたいです。
これからの時代は、競争ではなくお互いに共生していくことがより一層求められる時だと思うので、職場や地域活動などでリーダーシップを発揮したいと思う方にとっては一読する価値があると思いました。
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