目標設定をする際の魔法の呪文、SMART法!
12月になり、年末が近づき1年が終わろうとするこの時期に、年初めに決めた目標を手帳に書いたことを思い出して、「ヤバイ!」と思った経験はないですか?
または、他の方法であったとしても多分、誰でも人生の中で一度は1年の始まりに目標設定とか願掛けなどをしたことがあると思います。
しかし、私もそうですが、3日坊主で終わってしまったり、時間が経つにつれて目標や願望自体をすっかり忘れてしまうことも多いと思います(笑)。
目標を立てることは良い事だけど、立て方に問題あり!?
自分自身のやる気やモチベーションを維持する為に目標を立てることはとても良い習慣だと思いますが、目標が達成されやすいように戦略立てた目標設定をすることが大事だし、そうした方が達成する再現性が高まります。
そして、その為のやり方として海外で有名な目標設定の法則があります。
それは…
SMART法!
SMART法とは、頭文字一つ一つに意味があり、それを繋ぎ合わせたものがSMART法と言われています。
1つづつ解説していきます。
・S ⇒ Specific(具体的な)
抽象的な目標の立て方はなかなか達成される確率が低いです。
例えば、「もっとギターが上手くなりたい!」と設定するのではなく、「人前で堂々とアドリブでブルース系の歌心あるギターソロを弾けるようになりたい!」などと具体的に目標を設定する方が効果的です。
・M⇒ Measurable(計測可能)
目標に到達するまでの練習過程などを明確にすることが大切です。
練習した内容が日々計測できるようにノートに書いたりすることが効果的です。
例えば今週は、「ペンタトニックスケールを覚えたから次はアドリブで使えるようなギターリックを組み立てよう!」みたいな感じで日記を書く感覚でやるといいです。
・A⇒ Achievable(実行可能)
目標を高く持つことは良い事ですが、物理的に時間的にも達成することが不可能なことを目標には設定しないことです。
例えば、ギター初心者がいきなり1カ月後に、「日本で1番トリッキーなテクニカルギタリストになる!」は現実的な目標ではないですし、時間的な問題でも無理だと思います。(10年後とかで設定するのはいいと思いますが…)
もう少しほんの先のレベル設定でイメージできるものを考えることがポイントです。
・R⇒ Relevant(関連性あり)
目標達成にエンジン(やる気や情熱)が無ければ達成されることは難しいです。
心の底から達成したいと思えるように自分の信念や情熱と関連性がある目標を考えることが大切です。
・T⇒ Time-boxd(明確な期日)
目標達成に期限(締め切り)を作ると、より集中し、優先順位なども自然に考えられるようになってきます。
ここで一つ日本のロックバンドのX JAPANのYoshikiの有名なエピソードを紹介したいと思います。
「ミュージシャンは、CDをリリースする締め切りがあるから頑張れる。締め切りがないと頑張れないし、良い曲が作れない。」
目標に期限を作るとその分、良い意味でのプレッシャーも味方となり、自分自身を奮い立たせることができ、目標が達成されやすくなります。
是非一度、SMART法のやり方で、来年の目標設定をしてみて、スタートダッシュをして下さい!
これは、別に「ギターや音楽」とは関係のないことでもどんな分野でも応用が効くので活用してみて下さいね。
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