長友佑都のヨガ友の本を読んでみた!
2018年ロシアで開催されている、サッカーワールドカップの大会で、日本代表は現在下馬評を覆し、目下躍進中です。
世界1のサイドバックを目指している日本代表の長友佑都(ながともゆうと)選手が、自身の経験から本を出版したのが「長友佑都のヨガ友 ココロとカラダを変える新感覚トレーニング」です。
![]() | 長友佑都のヨガ友 ココロとカラダを変える新感覚トレーニング / 長友佑都 【本】 価格:1,400円 |
プロのサッカー選手とヨガはあまり連想しにくいですが、ケガが多かったことをきっかけに母親に勧められて半信半疑ではじめたのが、長友選手とヨガとの出合いだったようです。
私も現在ホットヨガにはまり中だったので、少し共感を持ちこの本を買い実際に読んでみました。
現役のプロサッカー選手の視点から見たヨガの合理性を説いた内容!
著書では、長友選手がヨガと出合い、日々ポーズの練習をする中で身体の柔軟性がつき、ケガをしにくい身体になったり、同時に体幹(インナーマッスル)も鍛えられ、当たり負けをしない身体の軸も作れたと言っています。
同時に静かな場所で心を落ち着けて瞑想をする習慣が身に付き、集中力を高めたり、プレッシャーなどに打ち克つ精神力を養うことができ、心と身体の両面からアプローチができる「ヨガ」の合理性を説いた内容となっています。
著書で長友選手が紹介しているポーズ(アーサナ)は、ヨガをやっている人からすると正直なところ目新しいものはなく、どちらかというと初心者の方を対象にしている印象があります。
唯一オリジナル!?と思うものは、NAGATOMO Method(ナガトモメソッド)というもので、ヨガ・体幹・脱力の3つの要素を連動させることで、「ケガをしない体づくり」と代謝の向上による「高いボディメイク効果」を期待できるトレーニング法があることです。
印象に残った古代からの知識と智慧!
私自身が著書の中で知らなかった知識・智慧を紹介します。
ヨガの座位のポーズの中ではよく人差し指と親指をくっつけて印(輪をつくること)を結ぶことをしますが、実はとても深い意味があったのです。
親指&人差し指の輪 ⇒ 智慧や叡智を活性化する。
親指&中指の輪 ⇒ 忍耐力・洞察力・決断力が高まる。
親指&薬指の輪 ⇒ 活力・想像力が高まる。
以上のようなメンタル面での効果があるとヨガでは言われています。
瞑想時にも得たい効果・効能によって変えることができます。(目から鱗の知識です)
ワールドクラスの舞台でこそメンタルの強さが求められる現実!
著書で長友選手がとても大切なこととして述べていますが、カラダを鍛えるよりもココロやメンタルを鍛える方が難しいが、一流の選手ほどメンタル強化のためのトレーニングやルーティンを重要視していると...。
日本代表の選手の中では、比較的メンタルが強い方であると傍目からは評価されることが多いと言われている長友選手ですが、メンタルが弱いことを本人は自覚しているからこそメンタルトレーニングを大切にしており、その中で合理的なヨガと出合えたと。
日本代表の中でも香川選手や岡崎選手や清武選手にもヨガのポーズを教えているようです。
元々メンタルが強いことで有名なエース本田選手などは例外的であり、あれは性格の面である意味天性のものだと思います。
もしかしたら今の日本代表のグループリーグでの躍進の陰には、長友選手が紹介したヨガ友の力が貢献しているのかもしれません。
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