悪名高いバンドとして有名なモトリー・クルーの自伝映画「The Dirt:ザ・ダート」が3月22日にNetflixで公開されます。
「SEX・ドラッグ・ロック」というロックスターの象徴的なバンドである、モトリークルーの自伝を映画化したということですごく楽しみにしている映画です。
ファンからするとこの予告編を見ただけでもゾクゾクしてきます。
モトリー・クルー(Motley Crue)を簡単におさらい!
モトリー・クルーは、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタルバンド。
1980年代前半から後半にかけて、アメリカを中心に起こった一大音楽産業ムーブメント(日本ではLAメタルと呼ばれている)の代表的なバンドである。
全米だけでアルバム総売り上げ2500万枚以上、全世界で8000万枚以上を売り上げている。
ドラッグやアルコール依存によるトラブル、事件事故、ゴシップに取り沙汰されることも非常に多い。
2015年を持って、ツアー活動を終了することを正式に発表し、2015年12月31日の最終公演を最後にバンドとしてのツアーはしていない。
音楽の特徴としては、LAメタルと称される通りキャッチーなヘヴィーメタルが売りでわかりやすいメッセージソングが多いです。
高音が出るヴィンス・ニールの声を武器にノリがよく疾走感のある音楽性。
華のあるルックスと派手で破天荒なライフスタイルを送り、トラブルを起こすことでも有名なバンド。
・ヴィンス・ニール(ヴォーカル)⇒特徴的なハイトーンヴォイスと端正なルックスを武器にフロントマンとしてバンドを牽引。
・ミック・マーズ(ギター)⇒ブルースを根底とした器用なギタリストだけどバンド内では1番目立たない存在。
・ニッキー・シックス(ベース)⇒バンドのリーダーであり、ロック界の反逆児。モトリー・クルー以外でも様々なプロジェクトに参加している。
・トミー・リー(ドラム)⇒身長が高くてルックスも良くパワフルなドラムスタイルで演出にもこだわるタイプ。モテ男のため私生活では数多くの女性とのトラブルが多いことで有名。
どんな映画なのか!?
映画の内容は、2001年に自伝として発売された本である「The Dirt」を実写化したものとのこと。
あの本を実写化したら「ヤバイでしょ!」の一言です。
常識とか倫理観などを持ちあわせていないバンドの生きてきた道のりを映画にするのはかなり刺激が強いと思います。
とくにベーシストのニッキー・シックスなんかは、本当にあんなめちゃくちゃな生活をしてきて「よく生きているな」と思いますし、バンド自体も数々のトラブルを乗り越えながらオリジナルメンバーで今も活動しているのが奇跡としか言いようがない程に破天荒な人生を歩んできています。
モトリー・クルーの代表曲!
コンパクトに2曲だけ紹介します。
Live Wire:
シンプルなギターリフとキャッチーなメロディーラインが特徴です。
Dr.Feelgood:
少し重めのグルーヴ感が心地よい楽曲です。
やっぱり唯一無二の存在であるヴィンス・ニールの声がいいなと改めて思います。
あくまでも個人的な感想ですが、音楽的に言うと、個性や技術も表現力も当時のアメリカの中では並だと思います。
それでもなぜ? 多くのファンを虜にしたか?
それが彼らの生き様=アティチュードだと思います。
あそこまで振り子を振り切ってめちゃくちゃな生き方を人はできないのです。
その生き様を映像として公開される日をすごく楽しみにしています。