能力と健康を高める音、壊す音!
ドン・キャンベル&アレックス・ドーマン 著者
音ー今ここにあるパワフルな存在!
(以下:まえがき一部抜粋)
音が日々の生活をそれほど左右するのはどうしてでしょう?
ほとんどの人が、「音は物理的な力である」という事実を見落としています。
宇宙のはじまり、音は宇宙のパワフルな一部として存在し、空間に、物質に生きとし生けるものに鳴り響いていました。
音の基本的な構成要素...振動、ピッチ(高低)、リズムは惑星を形成することも、都市を破壊することも、ガラスを粉々にすることも、ハーモニーに異質なものを持ち込むこともできます。
もっと小さいスケールで言えば、音は人間の体・神経・精神に作用します。
歌うだけで必ずと言っていいほど元気が出るのはどうしてでしょう?
クラッシック音楽を聴くと頭がスッキリするのは?
人と一緒に演奏するとあたたかい仲間意識が生まれるのは?
一定のビートの好きな音楽でエクササイズをすると効率アップするのは?
こう考えてみると、意識している・いないにかかわらず、音があなたの生活のあらゆる面を根底から形づくっていることを実感できますよね。
このパワフルな力を味方につける秘訣は、あの手この手で、生活を癒し、理想に近づけ、魅了する力にすることです。
本書を読んだ感想!
音楽や聴覚や脳の作用などに関して、かなり科学的に具体的に書かれており、普段あまり意識はしなかった音の栄養に関して色々と考えさせられました。
また、本書は音と健康に関して密接な関係があることも示唆しており、それぞれの生活の場面や状況に応じて音楽を選ぶことを推奨しており、それが斬新でした。
↓動画でも書評を述べてるのでこちらもご覧ください!
テーマが幅広いので、参考になる部分も人それぞれかと思いますが、割と高齢の方々が読んでもおもしろいかな?と個人的には思いました。
また付属のやる気が出るクラッシック音楽のCDが付いてる点もお得感が出ています。