ギターメーカーの大手であるギブソンがついに破産を申請した!
今年の2月頃からアメリカのギターメーカー会社である、ギブソン(Gibson)の経営状況がかなり悪いとのことで倒産する可能性があると噂されていました。
ギブソンと言えば、ギターの2大ブランドである、フェンダーと共に切磋琢磨をしてエレキギターの歴史を作ったと言っても過言ではないほどの功績を残している大会社です。
[blogcard url="https://guitar-hide.com/gibson-fender/"]
しかし、昨今の厳しい音楽業界の逆風を受けてか楽器業界も煽りを受けており、且つ「若者のロック離れ・ギター離れ」という近年の音楽シーンの時流もあってか、ついに破産申請を出しました。
多くのロックスター達が愛用しているギターブランド!
1902年に創業したギブソンは、100年以上に渡り、本当に多くのアーティストから愛されて使われてきたギターブランドです。
ギブソン・レスポールという愛器を使っているミュージシャンは本当に沢山います。
ジミー・ペイジ、スラッシュ、ジョー・ペリー、カルロス・サンタナ、ザック・ワイルド、松本孝弘...etc。
公式モデルとして使われた人を除けば、さらに多くのギタリスト達から愛されたギターブランドです。(とりわけロック系が多いです)
今後は楽器の製造業に注力するそうです!
ギブソンは破産申請をしましたが、ギブソンのブランドが無くなる訳ではありません。
今後は、楽器の製造業に注力し経営再建を目指すとのことです。
(以下:経営責任者である、ヘンリー・ジャスキヴィッツ氏のコメントです)
弊社の債権所有者と協同し、我々の中核ビジネスである楽器製造に再び専念するという今回の決断は、弊社の長期的な経済的安定と経営状態を保証するものだと信じています。
破産申請時の負債額は、最大5億ドル(約548億円)に及ぶとのことです。
最近のギブソンの事業の詳細はよくわかりませんが、恐らく手広く事業を広げて採算が合わないものが長年続いていたのだと予想されます。
「選択と集中」の理論でこのピンチを抜け出してほしいと思います。
ライバル会社のフェンダーに関しては、反対にとても事業は好調に進んでいるようです。
それに関してはまた別記事で紹介したいと思います。
[blogcard url="https://guitar-hide.com/fender-ceo/"]