断捨離ではなく、談謝理して身も心もスッキリしよう!
2018年が始まりもうじき1ヶ月が過ぎようとしています。
新年に立てた目標や誓いとして、身辺整理だったり、整理整頓を習慣化して身も心も住んでいる環境もきれいに保とうと、断捨離(だんしゃり)を意識する人も増えたと思います。
そもそも断捨離とは、ヨガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、山下英子氏が作った造語の1つです。
・断:入ってくるいらない物を断つ。(買わない)
・捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
・離:モノへの執着から離れる。
しかし、いざ実践しようと思っても「いつか使うのではないかな?」とか、「捨てるのがもったいない」といった罪悪感からなかなか実行できない人もいるのが事実です。
とくにモノや食べ物が不足していた時代を生きた方や、その親の考え方の影響を受けた方々にとっては、きっぱりと断捨離を行うのは難しいと思います。
談謝理(だんしゃり)に置き換えてみよう!
あるヨガの雑誌の中に、談謝理(だんしゃり)という新たな片付け術の概念が掲載されていました。
この「談謝理」とは、面談・感謝・理解の3段階を追って行うものです。
この3つのステップを経て、部屋の片づけだけではなく、気持ちもスッキリさせることができるので以下に紹介します。
談:モノと面談する!
最初のステップは、今自分の身の回りにあるモノと向き合って面談することです。
その際のキーワードとして、「生きてる?」、「死んでる?」、「再生できる?」という3つの質問を投げかけることです。
目の前にあるモノが、「よく動いている=生きている」のであれば、今の自分に確実に必要なモノであると判断します。
反対に、「長い間動きがない=死んでいる」のであれば、必要のないモノかもしれません。
しかし、簡単に死んでいると認めにくいモノも中には出てくると思います。
その際は、使用用途や配置などを変更して、リニューアル(再生)できるかを考えてみるのです。
再生できないモノがあればそれは必要のないモノと判断します。
謝:感謝して手放す!
次のステップは、面談を通して、「死んでいる」、「生かせない」と区別したモノは、「捨てる・売る・譲る」などして、手放すことです。
しかし、1度はご縁があって自分の元にやってきた大切なモノでした。
手放す前に、「今の私があるのは君たちのおかげ、ここまで成長できたからこそ、卒業することができそうです、ありがとう」と感謝の想いを伝えること。
感謝して手放すことで、きれいにお別れができるだけではなく、モノに依存しなくても前進できる新たな自分との出会いに繋がるそうです。
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理:自分を理解する!
このステップまで実践すると、見栄や不安・惰性などで抱え込んできたモノは無くなり、今の自分にとって本当に必要なモノだけが残っています。
それはつまり、あなた本来の価値観を映し出した鏡です。
この「談謝理」のゴールは、自分自身を正しく理解することです。
今の自分にとって必要なモノと空間で暮らせるようになると、余計なモノを管理する時間や、目や耳に入ってくるノイズ的な情報がなくなり、自分にとって本当に重要なことに集中するための内なるエネルギーが生まれてきます。
まとめ!
いかがでしたか?
このように身の回りのモノを通して今の自分自身を知ることは、迷わず心軽やかに人生を楽しめる未来へと歩んでいくためのはじめの一歩となります。
私自身、整理整頓が苦手でめんどくさいなと思っている性分なので、これを機会に少しづつ片づけていき、生活環境をきれいにし、心も整えたいと思います。
談謝理して良い運気(エネルギー)を取り入れていきましょう。