原則中心!(7つの習慣 リーダーシップ編)
会社には原則があった!
著者:ジェームス・スキナー
序文:スティーブン・R・コヴィー
(序文一部抜粋)
私は今まで、企業経営者に2つの法則を教えてきた。
第1の法則は、原則を中心におかなければならないという法則である。
第2の法則は、戦略・組織構造・プロセス、リーダーシップのスタイルとスキル、これらはすべて、その中心の原則から流れ出るものでなければならないと言うことである。
この本を読もうと思った理由!
著者である、ジェームス・スキナー氏の本は、ほぼ全タイトルの本を読んでいるので、今までの流れの個人の成功ではなく、会社や企業にフォーカスした内容がまた切り口がおもしろいと思い購入しました。
そして、ビジネス書の名著である7つの習慣のリーダーシップ編というキャッチコピーにも惹かれました(笑)。
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経営の王道!
ひとつの空想が百万の現実を変えることができる。 ーマヤ・アンジェロウ(詩人)
人間は誰しも4つの側面・特徴があり、これを四つの原型といいます。(エネルギー)
その4つは、戦士・恋人・魔法使い・王様と呼ばれます。
戦士の本質は、生命力・行動・規律であり、これは生きるニーズであります。(経済的ニーズ)
恋人の本質は、遊び心があり、人との関係を作り、愛し、愛されるニーズであります。(社会的ニーズ)
魔法使いの本質は、考える力であり、変化を生じさせる力になり、成長し、変化するニーズであります。(知的ニーズ)
王様の本質は、主権のエネルギーであり、正当なビジョンを確立する力であり、人を認識する力であり、ビジョンを示し、貢献するニーズであります。(精神的ニーズ)
この四つの原型の力をフルに活用して、従業員の身体・心・脳・魂の力を1つの方向に集中させることが経営の王道となる。
書評動画!
ミッション(使命・天命)をまずはしっかりとチーム全体(組織)で作り、それを中心にシステムや戦略などを作ることがとても大事であると本書でも何度も書かれています。
そして、相手(従業員やお客様)の満たしたいと思うニーズを察知して、それを満たせるように導いてあげることが、現代のリーダーには求められる質とスキルであると思いました。