お金の科学！
大金持ちになる唯一の方法！
著者：ジェームス・スキナー
大富豪の科学！
（以下：特別付録を抜粋）
人は、思いの中にものを形付けることができる。
そして、その思いが「無形の物質」に作用を及ぼすことにより、自分の考えるものが現実の世界において作り出される。
これを行うためには、人は「競争マインド」から「創造マインド」に変わらなければならない。
この創造の次元に達するのは、深い感謝を示すことにより、「無形の英知」と統一されるときのみである。
人は、「持ちたい」「したい」「なりたい」という明確なイメージを心の中に思い描き、そのイメージを抱きながら、自分の望みすべてが叶えられるということを「至高者」に対して感謝しなければならない。
裕福になろうと願う人は、自分のビジョンを熟考し、またそのビジョンの中身が自分に与えられていることを熱心に感謝することに、自分の余暇を費やさなければならない。
創造のエネルギーは既存の工業、商業、社会の構造を通して作用するものである。
従って、揺るぎない信仰を持って、上記の指示に従う人には、自分の心のイメージすべてが確実に与えられる。
そして、その望むものは、通常の交易と商業の経路を通して、自分の手元に届けられる。
自分のもらうべきものが自分の手元に届いたとき、それを受け取るためには、毎日その日のうちにできることをすべて実行しなければならない。
その行動の1つ1つを成功する形で履行し、また、1つ1つの取引がさらに生命に貢献するように、自分の受け取る「現金価値」を上回る「利用価値」を人に対して提供しなければならない。
上記の指示を実行に移すすべての男女が必ず裕福になる。
そして、その受け取る富は、そのビジョンの明確さ、目的の確実さ、信仰の堅さ、感謝の深さと正比例するものである。
ワレス・D・ワトルズ
「幸せなお金持ちになる」 1,910年
この本を読もうと思った理由！
お金の科学の本を1番最初に読んだのは、5年位前であり、最初に手にした理由は、「お金持ちになりたい！」と思うきっと誰もが1度は思う理由と同じであったし、同時に買った当初は、以前の英会話スクールの営業職を退職したばかりで、これからの将来を模索していた時期であり、役に立つ答えを探していました。
この本は、普通の書籍の本と、イラスト付きの図解本と2冊あり、私は2冊とも購入し、著者のジェームス氏からは直接会ってサインも書いてもらいました。
日本人の道徳観などからすると、「お金」というテーマは、なかなか親や学校の先生などから教わる機会もなく、恐らく多くの大人は、「勤勉に働き、貯金をすることが大切だ！」という人が多いです。
もちろん、勤勉に働き、貯金をすることは大切ですが、それだけでは裕福に金持ちになることは難しいので何かヒントはないかと思い購入し、また最近読み返してみました。
お金の科学の要点をまとめると…
「お金の科学」は、知識と叡智に溢れていますが、初めて読む人にとっては少し内容が難しかったり、少し自分とはかけ離れたことだなーと思うこともないとは言い切れません。（私も最初読んだ感想がそうでした…）
なので、理解しやすいように要点を簡単にまとめます。
1、選択の自由
日常の「安心領域」から出ること。
今までは決してやらなかったことや、行かなかった場所や、会わなかった人達に積極的に会いに行ったり、色々なことを経験することが大切。
2、感謝
今持っているものすべてに感謝すること。（お金・知識・人間関係・住居環境など）
そして、今後手に入れたいものを、既に手に入れたように想像し、先に感謝をすること。
3、豊かさ
人と争う「競争マインド」ではなく、「創造マインド」を活用すること。
富の供給は無限であり、知識や知恵は、人に与えることでさらにあなたの元に資源が集まることを理解すること。（信じること）
4、プラスの知性
自分の身体を活発に使い、マイナスの言葉（弱音・ねたみ・恨み）を口にせず、起こる出来事すべてをプラスの解釈で捉えること。
5、ビジョン
自分が望む富や裕福さについて、明確なビジョンを描く。
夢のビジョンボードなどを作成して、イメージ力を高めること。（引き寄せの法則の活用）
同時に反対のことを連想させるような暗いニュース記事や映画などは見ないようにすること。
6、サポート体制
同じような考え方と高い志を持った仲間を持つこと。（マスターマインドグループ）
「促進の原則」を活用し、出会う人すべてに対して、成長・進歩・成功を望んでいることを態度で示すこと。
7、仕事
その日にできることをその日のうちにやる。
積極的に社会に参加をする。
8、優秀
望む富を手に入れるために「特定の方法」で行動すること。
特定の方法とは、今すぐに行動し、愛想の良い態度で人と接し、自分の受け取る価値を上回る価値を相手に提供すること。
9、就職
給料や待遇などで仕事を選ぶのではなく、その仕事を通して自分が「何を学べるか？」を基準にして仕事を選ぶ。
身だしなみを整えて、他の人が嫌がる仕事を率先して引き受けるようにすること。
10、想像力
他の人のために価値を生み出すことを真剣に考える。
人の不満や困っていることを解決できるサービスや商品はないかを想像力をフルに使って考えること。
11、かけ算
何人にこの商品・サービス・経験を提供できるかを大きいスケールで考える。
12、セールス
見込み顧客のリストを作る。
13、マーケティング
他人・他社が提供するものと明確な違いを打ち出す。
お客様が断れないような素敵なオファーを常に磨くこと。
14、テコ効果
あなたの商品やサービスを複製できないかを考える。
固定費を抑えて、スピード・フォーカス・営業思考を大事にすること。
15、簡素化
お客様がその商品やサービスを簡単に手にできるようにすること。（契約手続き等）
16、測定
損益計算書を作成し、少なくとも1ヶ月に1度は更新する。
17、改善
毎月、あるいは四半期毎に専門のアドバイザーとミーティングをし、財務諸表について改善方法を考える。
18、加速
あなたの専門分野において、最も成功している人や企業をモデリング（真似）すること。
19、保護
現金を蝕む行為を減らすこと。
親族や友人にもお金を貸さない。
賢明に投資をする。（継続的な価値を持つものを見極める）
20、快楽
お金は楽しむためにある。
将来のために貯金をした上で、人生を最大限に楽しむように使うこと。
21、寛大
寛大さを態度で示す。
人生の秘訣は与えることであるということを覚えよう。（奉仕・貢献の力）
結局のところ「蒔いた種しか刈り入れはできない」という農場の法則かと思います。
どれだけの人を幸せな気持ちにして、自分のサポートチームに迎え入れ、多くの価値を提供することでそれに見合ったお金（資源）が手に入ると思います。
そして、この本の中でも強調して出てくるキーワードが感謝の力です。
ジェームス氏は、感謝の力を「王様のパワー」と表現しています。
この力の活用に関しては、この本も役にたつと思います。
[blogcard url="https://guitar-hide.com/the-magic/"]
何かの参考になれば幸いです。