動かざる山の如し、ドーンといつも落ち着いている八白土星に続き、最後は私の本命星でもある九紫火星（きゅうしかせい）の特徴などを紹介します。
音声動画はこちら。
九紫火星の象意！
方位：南30度
数字：2、7
色 ：赤、紫
時 ：夏（6月） 日（11：00～13：00）
味 ：苦味
形 ：光ったもの、輝いたもの
易象：離（り） 離合集散
九紫火星の人の特徴！
一般的には、明るくて賑やかな性格であり、美的センスも優れている情熱家タイプ。
注目されることや、派手なことが好きなので、元々華やかなオーラを持っており、9つの星の中では、1番美男美女が多いと言われています。（例外もいますが...）
燃え盛る火の性質を持っているため、好きなことに対しては情熱的に取り組みますが、気分にムラがあり飽き性なので、飽きてくるとすぐに投げ出してしまいます。
また自尊心やプライドが高く、見栄っ張りな性格の持ち主です。
頭の回転が速く、美的センスも優れているため、アート系の仕事やクリエイティブな仕事が向いています。
しかし、好奇心旺盛で色んなことに興味を持ちますが、仕事で大成するためには、どれか1つに絞り、それを徹底的に追及した方がいいです。
九紫火星の有名人！
政治家・著名人
⇒マーティン・ルーサ・キング、マザーテレサ、ドナルド・トランプ、ビル・クリントン元大統領、橋本龍太郎、小渕恵三...
タレント
⇒ビートたけし、明石家さんま、西川きよし、田村淳、郷ひろみ、阿部寛、藤原竜也、反町隆史、稲垣吾郎、滝沢秀明、宮沢りえ、松嶋菜々子、深田恭子、加藤あい、長谷川理恵...
ミュージシャン
⇒美空ひばり、竹内まりや、宇多田ヒカル、稲葉浩志、Char、hide、浅井健一...
スポーツ選手
⇒イチロー、星野仙一、江川卓、千代の富士、ジャイアント馬場、イアン・ソープ...
海外
⇒スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、キアヌ・リーブス、シルベスタ・スタローン、スティーブン・スピルバーグ監督、メル・ギブソン...
九紫火星の開運ポイント！
・行き当たりばったりの行動もほどほどにすること。
・謙虚さが最高の美徳であることを心得ること。
・外見よりも内面の充実さを求めること。
九紫火星は、大切な象意として、「君主・頭」という意味があります。
これは、エリート意識が高く、「俺（私）が1番だ！」と勘違いしやすく、上から目線になりがちなのです。
そして、九紫火星の人は、自分の感情のままにすぐに行動を起こすので、計画性がなく、周りからの同意や賛成を得ることもなく、少しでも気分が変わったりすると諦めてしまいます。
自分が1番であるという勘違いは捨てて、謙虚な心を持って、他人のアドバイスを素直に聞き入れる器量が出来上がったらこの星は一層輝きます。
おまけ！
九紫火星を語る上で欠かせない偉大な人物が2人います。
それは、ともにIT業界で切磋琢磨したスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツです。
九紫火星の頭の良さと美的センスと好きなことにとことん追求する精神で共に大成功した2人です。
しかし、この2人は明暗がはっきりと分かれています。
「どちらが優れているのか？」ということは言及しませんが、中国古来の気学や易経に基づき検証をすると、やはりビル・ゲイツは偉大な経営者であり、尊敬に値する人格者でもあったと思います。
スティーブ・ジョブズは、とにかく自分や自分の会社が1番であり、気にいらない社員や優秀ではない人はすぐにクビにするような絵に描いたようなワンマン社長でした。
要するに、自分の感情や怒りを上手くコントロールできなかったのです。（九紫火星は元々怒りっぽいです）
その短気な性格が災いしたかはわかりませんが、ガンになったってことはそれだけ頑固だったのです。（凶相です）
反対にビル・ゲイツは早く後継者を育て？ 自分は経営の第一線からは退き、多額の寄付をしたり、慈善活動に精力的になっています。
元々、優秀で自分が1番であることを心地よく思う星の持ち主が、きれいに退路を作り、後継者に任せられるだけの器量と度量があったのだと思います。
九紫火星の方は、良いお手本としてビル・ゲイツからは学ぶ点が多いです。